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■金(ゴールド)/元素記号=Au
金は今から7千年ほど前に発見されたといわれています。空気中でも水中でも永遠に変化しませんが、「王水(おうすい)」という濃硝酸と濃塩酸の混合液には溶けてしまいます。
金は非常に柔らかく伸びる特長を持ち、1グラムの金で3キロメートルの針金にまで伸ばせます。
加工しやすく腐食しないため、半導体から宇宙船までさまざまな先端技術に使われています。

■金はどれくらい発掘されたの?
有史以来人類が発掘した金の総量は、約10万6千トンです。これはオリンピックプール(長さ50m:幅22m:深さ約1.7m)の約2杯分です。まだ残存推定埋蔵量は、オリンピックプール1杯分だと言われています。

■24金と18金の違いは?
24金は「K24」と表され、他の金属の混入がない純粋な金のことです。「K24」の”K”とは「KARAT」(カラット)の”K”で、金の純度を表す世界共通の単位です。
24金は柔らかく傷が付きやすいのですが、他の金属を加えると、耐久性と強度が増します。他の金属の混ぜる割合によって、18金、14金などと区別されます。この「他の金属」のことを「割金(わりがね)」といいます。
18金は「K18」と表され、75%が純金、残り25%が銀・銅で作られた合金です。装飾品として使用される金としては、もっとも一般的なものです。

■カラーゴールドはどうやって作るの?
18金は、割金を変えることによって様々な色を出すことが出来ます。
例えばK18イエローゴールドは、純金75%、銀12.5%、銅12.5%の割合ででき、K18ピンクゴールドは純金75%、銀3%、銅17.5%、パラジウム4.5%の割合で出来ます。

■KARATとCARATの違いは?
どちらも同じ「カラット」と発音しますが、「KARAT」は金の純度を表す単位で、”K”または”Kt”や”kt”と表します。
「CARAT」は宝石(主としてダイアモンド)の重量の単位で、”Ct”や”ct”と表します。

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